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―多摩川梨発祥の地を訪ねて!―
梨園では剪定作業等春を迎える準備中です。 ところで、先日、「多摩川梨発祥記念碑」があるとのことで、散歩を兼ねて稲城市を訪ねました。それは、京王電鉄相模原線の稲城駅下車徒歩約10分、「清玉園」という大きな梨園の庭にありました。大きな、ドッシリとした、重量感のある石に彫られていました。記念碑までの、略図、とスケッチをご参考までに下記します。 碑文は中央に、「多摩川梨発祥之地」とあり、 向かって右に、「元祖梨種名 淡雪 二世川島佐治右衛門元禄年間 山城国より持参当地に植栽す」 向かって左に、「清玉 農林省種苗登録45号 十三世川島佐次右衛門の研究作品 昭和4年初結果(廿世紀×長十郎)」 碑の裏面には、「昭和四十六年夏 清玉園主 川島琢象建之」とありました。 尚、「清玉園」の入口門の脇に、「稲城梨歌」の歌碑がありました。稲城市の梨に賭ける思いでしょうか。 「清玉園」から、南武線稲城長沼駅まで歩きましたが、他にも梨園があり、剪定作業などやっていました。こんな風な散歩も楽しいものと思いました。皆さんに、何か梨に纏わるお話しがありましたらお寄せ下さい。
2005年2月1日 『くにたち・梨園ボランティア』 事務局 遠藤 常吉(文責・イラストも) |
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