―新年度に向けて!―
今国立市内の大学通りでは銀杏が紅葉し、風に吹かれて葉が、“雪が降るように”落ちてきてとても感傷的な風景です。
さて、12月1日(土)に「2007年度 くにたち・梨園ボランティア総会」と昼食会が開催されました。今年も早いもので12月に入り、お忙しい中多くの方にご出席頂き無事に終了しました。両会についての私個人の感想を述べさせて頂きます。
まず、総会の方ですが、今回初めて福祉会館3階の和室で開催しました。
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出席者:(敬称略、順不同) 梨園主 北島義昭さん ボランティア 平塚さん、
古谷さん、冨樫さん、井上さん、隈井さん、由比ヶ浜さん、大井さん、下山さん、遠藤 合計 10名
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総会は活動報告と計画、会計報告と計画など全て原案通り承認されました。
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総会の中で私が受けました感想です。
@稲松さんが、今年手術されその後の体調から、会の代表を退任され、“会友”となられたことです。皆さん良くご承知の様に、稲松さんは当会の設立発起人のお一人であり、温厚で誠実なお人柄から皆さんに慕われて居られますし、そして何よりも、梨園を守りたいという強い思いと情熱の方です。体調が回復されましたら、また作業に参加されたいとのことですので、その時が一時も早く来られますことを祈っています。
A北島義昭さんより、幸水梨の枝の「誘引作業講習会」を7月上旬に行いたいとのご提案でした。実は私は7月に澤義園で平塚さんと「誘引作業」に挑戦しましたが、率直に言って、どうしてよいか分からない感じでした。本作業は園主さんよりもよくお聞きしていることであり、技術書にも載っています(注)。予定では東京都の試験場の方を講師に、梨園主、ボランティアが参加して行いたいとのことで今から期待しているところです。
Bまた、北島義昭さんより、園主側の要望として、ともかく「怪我」のないようにして欲しいとのことでした。心に銘記したいと思いました。
これは平塚さんから、お聞きしたことですが、寿園さんから、梨のもぎ取りに「駅前で聞いて来た」との方が3名も来園されたとのことでした。嬉しいニュースです。梨市の効果があったと思いました。
次に、昼食会ですが、今までは夜に懇親会を開催していましたが、総会との間に時
間が空くこともあり、また多くの方に参加して頂きたいと今年は昼食会としました。
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出席者:(敬称略 順不同)梨園主 北島義昭さん、ボランティア 平塚さん、井上さん、隈井さん、佐藤さん、大井さん、和田さん、由比ヶ浜さん、遠藤 合計9名
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昼食会は和気藹々と楽しいものでした。私の感想です。
皆さんから、東京都の試験所の方にお願いして、「剪定講習会」をやりたいとの強い要望がでました。これは私も同感であり、「誘引講習会」と同様、なんとか実現したいものと思いました。
当会の活動は12月より新年度です。2008年度も怪我の無いようにして作業参加を楽しみたいものです。そして、一人でも新会員が加わって欲しいものです。
皆さん、新年度もよろしくお願いします。
以上
(注) 参考文献:「ナシの作業便利帳」 廣田隆一郎 農文協
2007年12月4日
『くにたち・梨園ボランティア』
事務局 遠藤 常吉(文責)