―2007年「くにたち産・梨市」が終わって!―
記録的な猛暑の8月が終わり、流石に頬を渡る風に秋を感じさせるこの頃です。
そんな中、もう恒例となりました、「くにたち産・梨市」が9月2日(日)に開催されました。当日は8月末の残暑が嘘の様に涼しい日でしたが、梨園主さん、国立市役所さん、JA国立さん、多摩信用金庫さんのご支援、ご協力、そして今年もまた多くの会員の方々と体験ボランティアの方々の献身的な働きにより無事に終了しました。私は特に多くの体験ボランティアの方々のご協力無しには成功裏に終わらなかったのではないかと思っています。梨市についての私個人の感想を述べてみます。
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当日は朝早くから準備に入りましたが、設営中にも、何人もの市民の方から、 「何時からか」、「品種は」等の問い合わせがあり、梨市についての関心の高さを知らされ、梨市が市民に浸透して来ているのではないかと感じました。
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出品品種は、長十郎、稲城、豊水、秀玉、祇園の5品種でした。出品数が少ないこともありますが、長十郎、祇園が早々に売れ切れ、間もなく稲城も売れ切れ、豊水、秀玉も午後2時30分頃に完売となりました。総数563袋でした。私たちが「梨市」を立ち上げました目的は梨市開催趣旨にありますが、ここで再度述べますと以下のことです。
@国立に「梨園」があることを一般市民の方々に知って欲しい。
A地元の美味しい梨を是非食べて見て欲しい。
B合わせて、私たちボランティアの活動をPRしたい。そして、願わくは ボランティアに参加したいと思う人が現われてほしい。
従いまして、徒に量の販売を目的としたものではありませんが、ここで、今までの販売数は見てみますと下記の様になっています。 1袋2kg
2002年 |
520袋 |
2003年 |
597袋 |
2004年 |
590袋 |
2005年 |
488袋 |
2006年 |
502袋 |
2007年 |
563袋 |
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これは平塚さんから、お聞きしたことですが、寿園さんから、梨のもぎ取りに「駅前で聞いて来た」との方が3名も来園されたとのことでした。嬉しいニュースです。梨市の効果があったと思いました。
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また今年も、お客さんから、「どちらが甘いか」、「どれがお勧めか」等の質問が非常に多くありました。答えに悩み汗を掻きました。
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更に、佐藤園さんの佐藤英明さんのご尽力により、マイテレビの取材を受けることが出来たことでした。事前に佐藤園さんでの取材、それを受けてのマイテレビでの梨市告知、そして当日の取材となりました。梨市の様子は9月5日(水)午後6時「ディリーニュース」の冒頭に、丁寧な編集と映像で流れました。本当に有難いことだと思いました。今後もこのような様々な形で、私たちの活動がPR出来たらよいなと思いました。
こうして、後半の最大イベントは終了しました。ご参加の皆さん、本当にお疲れ様でした。来年も是非「梨市」を開催したいものです。
身体に気をつけ、怪我の無いようにして、後半も作業参加を楽しみましょう。
以上
2007年9月6日
『くにたち・梨園ボランティア』
事務局 遠藤 常吉(文責)