2006年1月の便り
2004年3月の便り 2004年4月の便り 2004年5月の便り 2004年6月の便り 2004年11月の便り 2005年2月の便り 2005年3月の便り 2005年4月の便り 2005年5月の便り 2005年7月の便り 2005年9月の便り 2005年11月の便り 2005年12月の便り 2006年1月の便り 2006年5月の便り 2006年7月の便り 2006年9月の便り 2006年12月の便り 2007年1月の便り 2007年3月の便り 2007年7月の便り 2007年8月の便り 2007年9月の便り 2007年12月の便り 2008年3月の便り 2008年8月の便り 2008年12月の便り 2009年4月の便り 2009年8月の便り

 

上へ

 

―寒さの中で剪定作業!―

 

平均気温より低い寒い日が昨年12月から続いています。1月21日()には雪が降り剪定作業が中止とまりました。古谷さん撮影の澤義園、国立園の雪景色が私たちボランティアのホームページに載っています。素敵な写真と思います。一方日本海側では記録的な大雪になっています。新潟県津南町の大雪が連日の様にテレビで放映されました。同じ新潟県で育った私には複雑な思いで見ていました。私が子どもの頃大雪で、二階から出入りした記憶が何回かあります。雪国の厳しさとそれだけに春が来たときの喜びを思い出していました。平塚さんはお仕事で14年間秋田に居られたとのこと、また古谷さんもご両親の関係で秋田に居られたとのことで雪国の生活には詳しいです。作業の休憩時に雪国の話題に花が咲きます。私には冬はやはり寒い方が色んな意味でよいと思いますが、皆さんは如何でしょうか。

ところで、今回の大雪も地球温暖化と関係あると気象学者が言っていました。夏場の気温が高く、日本海の気温が上がり、大量な水蒸気を発生させ、それが北極圏から張り出した寒気に曝され大雪になったとのことです。温暖化防止対策が種々実施されていますが、こんなことからも、「梨園の緑」の大切さを感じます。

私は今年、1月に2度も「どんど焼き」に行きました。9日(月)に第三公園、もう一回は15日(日)「青柳神社のどんど焼き」でした。第三公園には佐藤園の梨の剪定枝(私たちは枝集めを少しお手伝いしました)が、青柳神社には私たちが剪定作業をしました澤義園の剪定枝が夫々燃やされました。第三公園には毎年お正月飾りを燃やしてもらうこともあり行っています。「すいとん」を食べ、「甘酒」を飲み、燃え上がる炎に今年の無事をお祈りしました。青柳神社のどんど焼きは初めてでした。平塚さん、古谷さん、井上さん、私と四人で見に行きました。狭い境内の中で、消防士さんが万一に備えた消火体勢でのどんど焼きでした。炎が燃え上がり、風に煽られて近くのケヤキに迫ったため先端に防火のため、放水したときは圧巻でした。澤義園の奥さんのご配慮で「繭玉」をもらい、火で焼いて食べました。とても美味しかったです。これで今年は2回もお祓い、お祈りをしたのですから、1年間無病息災でボランティア活動に参加出来そうです。

今、梨園の剪定作業は澤義園が終わり、国立園に入りました。私は少ししか参加していませんが、悩みながら、考えながら作業しています。木により状況が全部異なるため、その都度新たな悩みとなります。しかしながら、季節を感じながら、外での作業は気持ちが良いです。梨の枝ぶり、蕾の様子等を眺めたりして、興味が尽きません。春にどんな風に花が咲くか今から楽しみです。私は剪定作業をこれからも園主さんに教わりながら、皆さんと意見交換しながら勉強して行きたいと思っています。

まもなく暦の上では立春(2月4日)です。寒さも今がピークでしょうか。皆さん、風邪など引かないよう気を付けて下さい。

 

以上

 

2006年1月27日

『くにたち・梨園ボランティア』

事務局 遠藤 常吉(文責)


この Web サイトに関するご質問やご感想などについては、knv@kusanone.jpまで電子メールでお送りください。
最終更新日 : 2010/09/04