先月はテレビを見る時間が多い月でした。
自民党の総裁選、衆議院選挙、そしてワールドベースボールと、どれも目を離せないくらい興味深いものでした。
子供のころから選挙になると、家族でその結果を見ていました。選挙権もない年端もいかない子供なのに、選挙が好きだったのは両親の影響に他なりません。
家族で政治の話を日常的にしていましたので、自然に興味を覚えたのでしょう。20歳で選挙権を得た際は、「選挙には必ず投票に行きなさい」と言われましたので、これまで棄権することはほとんど無かったと思います。
大体は期日前投票に行きますが混雑が無い点、時間短縮になり良い仕組みだと感じています。
選挙ではいわゆるウグイスも経験しましたが、連日の声出しで喉を痛めてしまいガラガラ声になって、録音の仕事ができなくなったりもしました。ウグイスはただ街宣車で声を出すだけでなく、候補が街頭演説をするときには、近くに立って手を振ったりもしますので、雨の日は大変でしたし、窓を開けて手を振ったりもしますので夏は暑く、冬の選挙は寒く、体力的にもハードな仕事です。
何人かの候補に接して、外での顔と普段の顔が大きく違うことでその使い分けの巧みさ、豹変ぶりも目の当たりにしました。
人間の本心のようなものも色々と感じました。
また、プレゼンテーションを教えていますので、候補の話し方、アイコンタクト、ジェスチャー等の指導も手掛け、どのようにしたら当選するかのコツも伝授することができ、これまでかかわった候補はすべて当選していますので、喜びの万歳は何回やったかわかりません。
今回の選挙では自公が過半数割れと、予想を超える結果になりましたが、これからの舵取りがどのようになるのか、おおいに興味を持っています。
ハラハラ、ドキドキでは選挙のほかにワールドシリーズです。大谷選手の所属するエンジェルスが大好きで、これも試合はすべて見ました。ライブで見られない日は、ビデオでじっくりと観戦です。野球がこんなにも好きだったのかと不思議なほど、見ているのはやはり大谷選手の力でしょう、口にする言葉も素晴らしいですし、何よりも笑顔や行動の一つ一つに人柄を感じます。
通訳の汚職や、結婚、そしてワールドシリーズが今年あったことだとは思えないほど、めまぐるしいにもかかわらず精神的に強く、自分の目標を達成したことに惜しみない拍手を送りたいと思います。亜脱臼の影響がなければよいのですが、私も数年前に指を亜脱臼したことがあり、いまだに痛みを覚えますので、完治して投げる、打つがうまくできるようになることを願ってやみません。
10月は楽しいことばかりでなく、災害、事件の多い月でしたが、今年もあと2か月、どのような年で幕を閉じるのでしょう。
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